アトピーにビオチンは効くのか
ビオチン(ビタミンH)は、アレルギーの原因となっているヒスタミンの過激分泌を抑えることが、最近の研究により明らかになってきています。
アトピー性皮膚炎の方の場合、ビオチン欠乏が著しいと言われいます。
ですから、このビオチンが含まれる食べ物やサプリメントを摂取することによりアトピーの改善に効果が期待できると考えられますが、実際の所はどうなんでしょうか?
ビオチンは一日の必要摂取量が規定されています。
しかし、体内への吸収量が実際にはどれくらいなのかははっきりしていない現状です。
また、ビオチンは食物から摂取が可能です。
多く含まれているのは、主にレバーやイワシ、ピーナッツ、卵、クルミ、きな粉、豆類、緑黄色野菜、 玄米、きのこ類です。
しかし、食品の中に含まれている量は他のビタミンCやビタミンB1などと比べて遥かに低く、最も多く含んでいる豚のレバーで100g中0.03r程度となっています。
健康な成人の1日の必要量は0.3rといわれています。
特にアトピーなど、ビオチン欠乏による症状を改善するには、通常より多量の摂取が必要なことから、ビオチンを必要量食べ物だけで摂取しようとするのはかなり困難です。
同事にビオチン欠乏状態を改善するには、腸内悪玉菌の活動を抑え込み、善玉菌が必要量のビタミンを作る手助けも必要となってきます。
これらのことにより欠乏状態を改善するには、それこそ何ヶ月単位、症状によっては何年という長い期間が必要と考えられています。
アトピーのビオチン治療をするには
アトピーの症状にもよりますが、ビオチン摂取による効果は感じにくいかもしれないと思います。
しかし、目に見えるほどの効果でなくても、悪化を防ぐなど何らかの効果は期待できると思うので、今後も飲むのがよいと個人的には考えています。
病院でビオチン治療の場合、一日9mg程度を投与するそうです。
あと、今ではサプリメントもたくさん販売されています。
だいたい1粒5mg×60粒タイプで1,000〜3,000円ぐらいの値段になっています。
海外製のサプリメントは1粒5mg(5000μg)のものが多いようです。(日本は30μg)
ただ、サプリメントには添加剤が使われているものもありますから、安全性には注意が必要です。 確実なのは、医薬品での摂取がいいです。
個人的な判断でこれらのサプリメントを服用している場合、用量に問題がある可能性があります。
人により、アトピー症状の度合いも違いますから、皮膚科で相談や指導を受けながら処方薬やサプリメントの摂取量を決めていくのが確実です。
まず受診を受けて相談してみることをおすすめします。
